
ここあい便り㉟ クライシスプラン ~ クライシスプランを日常生活で活かす方法 ~
こんにちは。こころのあいです。
今回のテーマは「クライシスプランを日常生活で活かす方法」です。
クライシスプランは、作っただけでは意味がもったいないものです。
日常の中で少しずつ使っていくことで、初めて力を発揮します。
① 朝と夜の “ セルフチェック ”
朝と夜に少しだけ立ち止まって、
「昨日より疲れていないか」
「しっかり眠れているか」
「人と話せたか」
などを確認します。
調子が良ければ青信号
少し疲れていたら黄信号
何もしたくない時は赤信号
今日は何色かな?とイメージすると不調の変化に気付きやすくなります。
② 不安が出たら “ プランを開く”
人の目が気になったり、落ち込みが続く時は、
クライシスプランを見返して
「今できること」をまずは1つ実行してみましょう。
音楽を聴く、部屋を暗くして休む、深呼吸するなど、
一つの行動が次の落ち着きにつながります。
③ 家族や支援者と ” 話すきっかけ “に 使う
家族や支援者に
「このプランに書いてあるここが今の自分に近い」
と伝えるだけでも十分です。
「じゃあ今日は少し静かに過ごそうか」
と、周囲と動きを合わせることができます。
④ 調子が戻ったら “ ふり返る ”
落ち着いた時に
「何が良かったか」
「何がうまくいかなかったか」
を一緒に確認します。
この繰り返しが、クライシスプランを自分らしい形に育てていくコツです。
まとめ
- 毎日の中で“自分の信号”をチェックする
- 不安を感じた時はプランを見て、行動をまずは一つ実行
- 家族や支援者との会話のきっかけにも使う
- 調子が戻ったらふり返り、次に活かす
クライシスプランは、いざという時の「備え」だけではなく、「日々を支える道しるべ」です。
使うたびに少しずつ形を変えながら、安心して過ごせる時間を増やしていきましょう。
訪問看護ステーションこころのあい
所長 稲垣文雄



