
ここあい便り⑱~長嶋茂雄さんから学ぶ「心のリハビリ」~
~心が疲れたときに~
今日は、心のケアについてお話ししたいと思います。
参考にしたいのは、“ミスター”こと長嶋茂雄さんの生き方でした。
長嶋さんといえば、誰もが知るプロ野球のスター。
明るくて、豪快で、元気いっぱい――まさに“太陽のような人”でした。
でも、2004年に脳梗塞で倒れたあと、長い年月をかけて、地道にリハビリを続けておられました。
その姿勢から、私たちが日々関わっている「心のリハビリ」にも通じるものを感じています。
🪴小さな「できた」が、心を支える
長嶋さんは、毎朝決まった時間に起きて、同じメニューのリハビリを欠かさなかったそうです。
歩く練習、声を出す練習、一歩一歩、前へと進む日々。
そして「今日はこれができた!」と、喜びを感じていたといいます。
「こころのあい」の訪問看護でも、
- 朝起きて顔を洗えた
- 天気に気づけた
- 一緒にストレッチしてみた
そんな日常の中の小さな「できた」を、一緒に見つけていきます。
昨日できなかったことが、今日はできた。
それだけで、心にあたたかい火が灯るんです。
😊誰かと笑える時間は、何よりの薬
リハビリ中、長嶋さんは見舞いに来た人にいつも笑顔で接していたと聞きます。
言葉がうまく出ない日も、「ありがとう」「うれしいよ」と、気持ちを伝えていたそうです。
心がつらいとき、自分の気持ちを言葉にするのは本当に大変です。
でも、
一緒に笑える人がいる。
「ありがとう」と言い合える関係がある。
それだけで、心はちょっとだけ軽くなるものです。
私たちも、そんなひとときを大切にしています。
真面目な話ばかりじゃなくて、ちょっとした笑いも交えながら。
ほっとできる空気を、一緒につくりたいと思っています。
訪問看護ステーション こころのあい
所長 稲垣文雄



