株式会社一期一会

ここあい便り

2025.04.21

ここあい便り⑨ ~春はなぜ調子を崩しやすい?~

こころとからだを守る、こころのあいのサポート

「春なのに、なんだか調子が出ない」 


毎年この季節になると、気分が落ち込みやすくなったり、眠れなかったり、

生活リズムが崩れる方が少なくありません。

実際、こころのあいにも、春先に不調を訴える利用者様が増える傾向があります。

では、なぜ春はこんなに不安定になるのでしょうか?

🌸春の体調不良の原因とは

まず一つ目は、気圧や気温の急な変化。


春は「三寒四温」といわれるように、暖かい日と寒い日が繰り返しやってきます。

これにより自律神経が乱れやすく、疲れやすさやだるさ、頭痛、食欲の低下といった

不調につながります。

さらに、低気圧が続くことで気分が落ち込みやすくなるとも言われています。

二つ目は、新しい環境や生活リズムの変化によるストレス。


進学・進級、就職、引っ越し、周囲の人間関係の変化など、春は“変わること”が多い時期です。

自分に直接の変化がなくても、周りがどんどん変化していくのを見ているだけで、

知らず知らずのうちにストレスを感じることがあります。

特に精神疾患を抱えている方は、環境の変化に敏感で、ストレスが身体や気分の不調として

現れやすいという特徴があります。

こころのあいでできること

こころのあいでは、こうした春の不調に対して、**「がんばらせる支援」ではなく、

「寄り添う支援」**を大切にしています。

・「最近、眠れてますか?」

・「外に出るの、しんどくないですか?」

・「朝起きるの、つらくないですか?」

そんなさりげない声かけの中から、普段と違うサインに気づき、必要に応じて医師と連携したり、

生活リズムを一緒に見直すこともあります。

また、日中の過ごし方がぼんやりしてしまう方には、


「今日は一緒にベランダで日向ぼっこしてみようか」


「お昼は好きなごはんを決めて作ってみようか」


など、小さな“できた”を積み重ねるサポートも行っています。

🌱春は、無理せずゆっくりと

新しい季節に焦りや不安を感じるのは、あなただけではありません。


「動けない日があってもいい」「ちょっと休もう」そう思えるだけで、心は少し軽くなります。

こころのあいでは、無理なく、あなたらしい春を過ごせるような支援を大切にしています。


つらいときは、誰かに話してみるだけでも、きっと変わることがありますよ。

訪問看護ステーション こころのあい

所長・稲垣文雄

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