
ここあい便り㊴ ~家族教室でお話しした「言霊(ことだま)」のこと ~
こんにちは。こころのあいです。
先日の家族教室でお話しした「言葉の力・言霊」について、少しご紹介したいと思います。
私がよく紹介している本に、『水は答えを知っている』という本があります。
この本では、水に「ばかやろう」「ムカつく」などの言葉や文字をを見せると、結晶が崩れた形になる。
水に「ありがとう」「愛・感謝」と見せると、とてもきれいな結晶になるという写真が紹介されています。
科学的な正しさだけが大事というよりも、
「言葉には形にならない力がある」
ということを、とても分かりやすく教えてくれる本だと感じています。
訪問看護の現場でも感じること
訪問看護をしていると、言葉の違いが、
その人の生活や病状ににじみ出ていると感じることがよくあります。
悪口や不満の言葉が多いとき
→ 気持ちも不安定で、なかなか楽になりにくい印象があります。
つらい中でも
「ありがとう」
「助かってるよ」
「来てくれて嬉しいよ」
と言える方
→ 表情も柔らかく、周りとの関係も穏やかに保たれていることが多いです。
もちろん、誰でもイライラする日や、弱音を吐きたい日はあります。
大事なのは、「全部ガマンすること」ではなく、
少しだけ言葉を選んでみることだと思っています。
ちょっとした「言い換え」からで大丈夫です
家族教室でもお伝えしましたが、たとえば雨の日に、
「最悪だ、また雨だよ」ではなく、
「雨だけど、これで水不足が少し楽になるかもしれないね」
と、ほんの少し言い方を変えてみる。
それだけでも、自分の気持ちも、
聞いている人の気持ちも、少し楽になります。
統合失調症の幻聴や妄想がすぐ消えるわけではありませんが、
「どんな言葉を日常で使っていくか」は、
家族も本人も一緒に取り組める工夫です。
ご家庭で試してほしいこと
難しいことをする必要はありません。
まずは、ご家庭の中で、
「ありがとう」
「嬉しい」
「助かったよ」
といった言葉を、少し意識して増やしてみてください。
それだけでも、家の中の空気がやわらかくなり、
関係性も少しずつ変わっていくと感じています。
言葉は目に見えませんが、心の環境をつくる大事な要素です。
今回の家族教室でお伝えした内容が、皆さまの日常の中で、
少しでもお役に立てば嬉しく思います。
訪問看護ステーション こころのあい
所長 稲垣 文雄

【ありがとう】の結晶

【愛・感謝】の結晶
【ムカ●く・コ●ス】の結晶


【バカ●ロー】の結晶

前向きな言葉



