株式会社一期一会

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2025.08.25

ここあい頼り㉗ ~クライシスプラン 対処法の確認~

こんにちは。

こころのあいです。

前回は、心の調子を信号機の色で

「青・黄・赤」に分けて見極める方法をお話ししました。


今回は、その色ごとに「何をすればいいか」を決めるステップです。

どうして事前に決めるの?

人は調子が崩れてくると、

冷静な判断が難しくなります。


「何をすればいいか」をその場で考えるのは、

まるで火事になってから

消火器の場所を探すようなもの。


だからこそ元気なうちに、

「色別の行動メニュー」を決めておくことが大事です。

こころのあいの利用者さんの場合

青信号(安定)

Aさんは、青信号のときは朝きちんと起きて洗濯や掃除をこなし、

近所の人とも気軽に話せます。

Aさんがこの状態を保つためにしているのは、

  • 夜は必ず同じ時間に寝る
  • 朝のラジオ体操は欠かさない
  • 1日1回は外に出て太陽を浴びる

「青信号を長く続けると、自分に自信がつきます」


と、笑顔で話してくれます。

黄信号(注意)

Bさんは、黄信号に入ると「人と話すのが面倒」

と感じ始めます。


そんなときは、

  • 好きな音楽を聴く
  • コーヒーを淹れて一息つく
  • 訪問時にスタッフへ今の気分を伝える

「音楽とコーヒーは、頭の中をリセットしてくれるんです」

Bさんは、この段階で立て直せることが増えました。

赤信号(要注意)

Cさんは、赤信号になると眠れなくなり、

玄関の鍵を何度も確認します。


そのときの行動メニューは、

  • すぐに主治医や訪問看護のスタッフへ相談
  • 主治医の指示で追加薬を服用
  • 状況によっては臨時受診や短期入院

「赤信号になったら、自分一人でなんとかしようとしない」

これがCさんの考え方です。

行動は「順番」も決める

「青→黄→赤」と信号が変わったとき、

やることの順番も決めておくと迷いません。


・ 黄になったら深呼吸と音楽

      ↓

・ 変化がなければスタッフに連絡

      ↓
・ 赤になったら受診や入院も視野に入れる

まとめ

  • 信号の色ごとに、自分に合った行動メニューを作る
  • 青は安定を保つ習慣、黄は立て直す工夫、赤は迷わず周囲に助けを求める
  • 順番も決めておくと行動が早くなる

次回は「ストレスの確認」について。


自分の “ 調子の崩れやすいやすいポイント ” を知っておくことが、

安定を長く保つコツです。


訪問看護ステーションこころのあい

所長 稲垣 文雄

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